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職員の徒然日記
日常の仕事の中でのことを、職員が徒然なるままに綴っています。
社会福祉法人 やまがた市民福祉会
〒990-2342 山形市富神前6番地
TEL 023-646-5050
FAX 023-646-5051
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2020年05月05日
いつまでも可愛らしく
利用者さんとお話していると、こんな会話が聞こえてきました。
「ねぇ、ババァはだめよ〜」
「私はババァだから」が口癖の方に、その方は「せめてお婆ちゃんってね。可愛らしくいなくちゃダメよ〜」といつもおっしゃり、その度におふたりで微笑まれています。
そのご様子がとてもほんわかとしていて、私もいつまでも可愛らしくありたいなぁと思う春の日でした。(デイサービス介護職員)
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職員の徒然日記
2020年04月30日
やっぱり お寿司
今度の昼食は出前にしたいのですが、何がいいですかと伺うと、「寿司いいな」「私も寿司食べたい」と盛り上がりました。
「何でもいいんですよ、天ぷらとかお肉とか…」そうお話ししても「寿司がいい」とのお返事です。
やはり皆さんお寿司が大好きなんですね。(グループホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年04月28日
山形の歌と言ったら…
午後のお茶の時間に民謡のCDを流しました。すると、 リビングにいたほとんどの入居者さんが一斉に「めでためでたの若殿様よ〜」と歌い出しました。 入居者さんに「この歌はなんですか」とお聞きしたら「花笠音頭だよ」と笑顔でおっしゃいました。
他県で育ち学んだ私には思いも及ばないほど、山形の人にとって花笠音頭の持つ凄さを実感しました。(特養ホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年04月20日
密かなヒット商品
売店があるのがとかみの特徴です。ご利用者だけでなく、面会者や職員など様々な人が利用しています(今は面会者はありませんが)。事務室にいると店主とお客さんとの楽しいやり取りが聞こえてきます。
ミニミニコンビニの品揃えですが、「残念、売り切れ!」と聞こえてくる商品があります。それは『豆太鼓』。ファンが多く、「これ、んまいのよ〜」と、まとめ買いをしているご利用者もいました。たしかに、気が付くといつも売り切れています。早いもの勝ちですよ〜。(特養ホーム相談員)
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職員の徒然日記
2020年04月13日
童話作家
Aさんは本や新聞をよく読まれる方です。
「新聞に投稿したことあるんだ」とおっしゃるので、「読んでみたいです」と伝えると、原稿用紙6枚の書下ろし童話小説を持って来てくださいました。
ご自分の母親を老大木に例え、森の動物たちや植物とのふれあいが書かれています。不自由な手で懸命に書いたのでしょう。 「今度は俺の生まれた場所について書こうかな」と大学ノートに両端削られた鉛筆で、今日も執筆中です。(デイサービス介護職員)
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職員の徒然日記
2020年04月08日
虫も動き出しました
ふれあいセンターにお越しいただいたお客様が席に着くと、「ガムテープを貸してもらえますか」との声。
見ると大きなガラス窓に黒い影がうごめいていました。日差しがよく暖かい日は虫にとっても絶好の活動日だったようです。
お客様に代わり捕獲させていただきましたが、自然豊かなこの地では当然のこととお客様の表情は穏やかなままでした。(ふれあいセンター職員)
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職員の徒然日記
2020年04月06日
笑顔を見たい
気分がすぐれず、なんと声をかけても「帰るんだず」と顔をしかめているAさん。
何か気分を変えることができないかな…。そして、時々Aさんが歌っている歌を思いだし口ずさんでみました。すると、しかめていた顔が晴れて一緒に歌って下さり、笑顔も見ることができました。
こんな笑顔がいつも見られるようにできたらいいなぁ。(特養ホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年04月03日
春の気配
入居者さんお二人と外に出てみると、道端に水仙の花が咲いています。「春ですね〜」と話をしながら歩いていました。
Aさんは俳句を嗜まれているので、一句お願いしてみました。
いつもは「ダメダメ」と断られるのですが、「早春の 庭に水仙 咲いた朝」と詠んで下さいました。
「わー!素晴らしいですね!」と声をかけると、照れ笑いをされていました。春の気配とともに、心も温かくなりました。(グループホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年03月29日
今日も会えた
Aさんは御年99歳。長年がんばってきた体も、日に日に痩せてきました。ご飯も食べれなくなりお部屋で過ごすことが多い日々。
小さく呼吸しているお顔を見て「今日も会えた」と一日一日の大切さを感じています。仕事を終えた職員も、お部屋に会いに行き、お顔を優しくさすりに伺い「また明日来ますね」と声をかけに行きます。あたたかい関わりの時間。
この仕事をしていると避けては通れない、つらい瞬間と必ず向き合わなきゃいけない時がありますが、私も将来人生の卒業が近くなった時にたくさんの人の優しさに囲まれた日々が送れたら…と思いながら、今日もまたAさんのお顔をさすりにいきます。(特養ホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年03月26日
若い内は苦労しなきゃ
利用者さんと子どもの話になり、まだ小さい事を伝えると「頑張らんなねっだな」と励ましの言葉をいただきました。
「家のローンもあるんです」と話すと「若いうちは苦労さんなねのよ。わたしらは若いとき苦労してきたから、今こうやってデイサービスに来れるんだ。苦労しないと、良いことないよ」と素敵なお言葉をいただきました。
たくさん苦労をして年を重ねていくのもいいものなんですよね。(デイサービス介護職員)
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職員の徒然日記
2020年03月11日
復興はこれから
手続きで訪れた役所内。
エレベーターの前で待っていたら、「皆さん黙祷をお願いします」の館内アナウンス。
目を閉じた短い時間。9年前の騒然とした介護の現場と地域の情景が甦りました。
「復興はこれから」の想いを強くしました。(事務員)
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職員の徒然日記
2020年03月07日
もうすぐ産まれます
妊娠中でお腹も随分大きくなり、男性利用者さんに「まだ産まれねがー」と声をかけられ、「仕事中に生まれたらオレが取り上げてやっからな!」と頼もしい言葉をいただきました。
その後のご利用の際も「大丈夫だがよ? まだ腹さ入れっだのが? 早ぐ出せは〜」と冗談交じりに気遣って下さいます。優しい言葉と気遣いの心についホレてしまいそうでした。(デイサービス介護職員)
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職員の徒然日記
2020年03月04日
春を感じます
夕食時、くしゃみをされた入居者さん。
「大丈夫ですか」と声をかけると一言。
「春を感じます」
恐れ入りました。言葉選びが素敵です。(グループホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年02月27日
うれしかったこと
利用者のAさんが、何かを話したそうに笑みをうかべて、玄関で私を待っていて、「朝、妻が廊下を箒で掃いていた。掃除をしていたのでビックリした。」と話してくださいました。
認知症の奥様が掃除をしなくなって、家の中がゴミや食べ物の汁で汚れて床がペタペタになり物であふれていたところを、ヘルパーが少しずつ片付けて水拭きし続けてきました。
綺麗になっていく様子をみて、奥様の心が動いたのでしょうか。
Aさんも喜んでくださいましたが、ホームヘルパーの私たちもうれしい事です。
これからも、掃除で訪問します。でも掃除を始めるようになった奥様にはヒミツです。
(ホームヘルパー)
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職員の徒然日記
2020年02月26日
みんなで
4人によるチームゲームをしていて、私が途中で脱落しそうな時、「途中で諦めないでどうやったら残れるかをまず考えて。3人でも進むことはできるけど、残った人達のやることが増えるのだから当然勝つのは難しくなる。たとえ下手でも4人いた方が有利なのから」と声をかけられました。
ゲームに限ることではないなと少し考えさせられた言葉でした。(特養ホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年02月14日
恋バナ
利用者さんが「ねぇ、私の若い頃の話聞いてくれる?」とおっしゃるので、向かい合って真剣にお聞きしました。
どうやら若い頃の恋の話のようです。
「私ね、こう見えて若い頃はモテたのよ。」
「そうでしょうね。今でも十分お綺麗ですよ。」
「それでね、貰ってびっくりしたプレゼントがあるの。なんだと思う?」
「なんでしょう。指輪ですか?」
「違うの。箱を開けたら中から白い鳩が出てきたの。伝書バトにでもするつもりだったのかしら…。」
目を輝かせて、顔もピンク色になっておられます。 私は素敵な話を独り占めして、心はスキップしています。(デイサービス介護職員)
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職員の徒然日記
2020年01月31日
暖冬のつぶやき
入居者さんと外を眺めながらお話をしていると、雪が全く積もっていない庭を眺め「こんなに雪が無いと、夏に田んぼに水がはれないから大変だべな…」と遠い目をしていらっしゃいました。長年ササニシキを作っていたそうです。
雪がなくて生活は楽だけど…。しばらく一緒に庭を眺めていました。
(特養ホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年01月27日
おふくろの味
「こんにちはー」と玄関を開けると、とてもいい匂いがした。
今から、娘が来るから一緒にご飯を食べようと思ってごちそう作ってたと笑顔でおっしゃる。母親として、会いに来てくれる娘のために、腕によりをかけて作った料理。娘さんにとっては、いつまでも変わらぬ味、そして懐かしいおふくろの味。
楽しい時間に、箸とお喋りが止まらなかったでしょうね。(ホームヘルパー)
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職員の徒然日記
2020年01月25日
いつまでも仲良し
入居者さんのご主人が毎日逢いに来られています。ほとんど毎日。あるときは1日2回。
思いを奥様に熱く伝えていかれます。長く連れ添った人が傍にいなくなると、こんなにも寂しいものなんですね。
さぞ、仲の良いご夫婦だったんでしょう。
年を取ってもずっと仲の良い夫婦でいられるって幸せですね。(グループホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年01月22日
心配かけないようにしないと
休み明けで出勤したら、入居者さんから「風邪よくなったね」と言われ、「休みの日にゆっくり休んだからですね」と答えました。
すると、「心配してたの、年をとると休む事は大事だよ。」と。
そうですよね。いつまでも若くはない。無理がきかなくなってきている自分。今後は心配をかけないように気をつけないと。(特養ホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2020年01月17日
秘め事
利用者さんに呼び止められ、話をきいているうちに「あのな、誰にも言ったことないんだけど…」と秘め事に話が及び「お墓に持って行がんなねことなのよ」とくくられました。
そんなことを私に話してくれたことをうれしく思って席を離れると、別の職員から「さっき話してたのは○○のことですか」と声をかけられました。
そっか、秘め事もみんなに話せば肩の荷が下りるのでしょう。これから楽しい思い出話をいっぱい作っていきましょう。 (事務室職員)
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職員の徒然日記
2020年01月01日
今年もよろしくお願いします
20数年の人生の中で、認知症を抱えた方と接する機会がほとんどない中、去年介護の仕事に就きました。介護の経験ゼロ、そして社会人の経験もゼロの私にとって毎日が不安でたまりませんでした。
周りのスタッフにも迷惑を掛け落ち込んだ日もありましたが、それでも私が支援することに利用者の方々が「ありがとう」と仰って下さるときがあり、その一言がもっと頑張ろうとの原動力にもなりました。利用者の皆さん、今年も頑張りますのでよろしくお願いします。(グループホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2019年12月29日
寒い時期には
日に日に寒さが身にしみる時期になりました。 ご利用者がお昼の鍋パーティーで味噌味ベースに豚肉、鶏肉、きのこ類、野菜と具だくさんの鍋を召し上がり、〆にはラーメンを入れてお腹も心もほっこりとなっていました。
それを見た私も、今日の夜は絶対に鍋を食べようと思った年の瀬でした。
(特養ホーム介護職員)
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職員の徒然日記
2019年12月27日
昼食はあったかい料理で
利用者さんと料理作りをしました。昔を思い出してくださったのかテキパキと材料をお切りになります。
最後の味見をする際に「もう少し甘く、もう少し砂糖を。…もっとしょうゆを。」と目を輝かせながら味見をしてくださり、美味しく作れました。
日常の生活のなかに目を輝かせる機会がいっぱいあればいいですね。
(認知症対応型デイサービス介護職員)
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職員の徒然日記
2019年12月25日
クリスマス会
毎年恒例のデイのクリスマス会を行いました。
私はハンドベル演奏を担当したのですが、こういうみんなの前での演奏はとても苦手なんです。他のメンバーと合わせて練習する時間も少なく不安いっぱいだったのですが、皆さんが見守る中、緊張しながらなんとか演奏することが出来ました。
利用者さんの「見守っているよ」という視線がとってもあたたかかったです。
(デイサービス介護職員)
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